会津のうつわ 工房鈴蘭

工房鈴蘭 工房鈴蘭

直営店へご来店くださり、私達の商品を始めてご覧くださったお客様から、
最も多く質問を受けることは 「 これは何でできているの? 」という内容です。



「 素材はグラスです。 そこに独自の技術で、塗りを施したオリジナル商品です 」と
お答えすると
「 えっ? グラスなの?! 」 と、お客様に驚かれることがとても多いです。


私達は自分達でつくった商品を、お客様へ直接お届けしたいという思いから、
2010年5月に、会津若松市七日町通りへ、直営店をオープンしました。



元々は会津漆器( 漆塗り )の職人で、問屋さんからの仕事を請け負い、
業界で “丸もの” と呼ばれる、お椀をメインでつくっていました。

直営店オープン当初は、低迷する漆器業界に危機感を抱き、
「 漆を身近に感じていただけるような役割を担いたい。
若い方に漆器を手に取ってくださるような入口になりたい」
という思いがありました。


写真は、直営店オープン当初の商品棚です。
グラス製品も少しありますが、商品のほとんどが木製で、色合いも赤と黒がメインカラーでした。

会津若松市七日町通りに、直営店を出させていただき、10年以上が経ち、
世の中の流れと、お客様からの声(ご要望)と共に、私達の目標は
少しずつ変わりました。

 
写真:現在の工房鈴蘭のメンバーです
小さなメンバーも鈴蘭の仕事が大好きで、よく手伝いをしてくれたり、新しいアイディアを提案してくれます。

時代に合わせて、つくるものを変えるのは、とても自然な流れだと、
私達は考えております。

世の中がどんなに変わっても、変わらず、いつも私達の軸になっているものは、
今までに、父の代から積み上げてきた、独自の 『 技術 』 です。




『 自分達の技術を活かして、自由にものづくりをしたい 』

『 今まで以上に、鈴蘭にしかできない商品をつくりたい 』

『 新しい商品をつくろう 』

これが私達の、これからの目標です。 





素材は全て「 ガラス製品 」です。
十数年かけて開発し、積み上げた独自の技術で、ガラスに塗りを施し、
デザインした、オリジナル商品です。



直営店をオープンしたきっかけの一つに
「 お客様が手に取りやすい価格で、商品を販売をしたい 」
という強い思いがありました。

商品をつくり販売するまでに、業者さんが入れば入るほど、
様々な手数料で、販売価格が、高くなってしまうからです。
そういった思いから、現在は、直営店とオンラインショップのみにて、
販売を行っております。




当店で販売している商品は、全て、工房鈴蘭のオリジナル商品のみです。

これからも一つひとつ、思いを込めて、家族一丸となり、ものづくりに
励んでまいります。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。