会津のうつわ 工房鈴蘭

工房鈴蘭 工房鈴蘭

会津の郷土玩具として知られる「赤べこ」。

赤い牛の姿には、諸説ありますが、子どもの健やかな成長や無病息災への願いが

込められているといわれています。

今も会津を代表する縁起物として、多くの人に親しまれています。

工房鈴蘭でも以前から、

「いつか絵を取り入れた商品を作ってみたい。」

そんな思いがありました。

でも、父も私も絵を描くことは大の苦手です。

「こんな商品があったらいいな。」

そう思っていても、自分たちではなかなか形にすることができませんでした。

そんなある日のことです。

夫が子どもと一緒に、お絵描きをして遊んでいました。

その様子を見ていた父が、夫に声をかけました。

「絵、上手いな。」

「ちょっとこのグラスに赤べこ描いてくれる?」

夫は気軽な気持ちで描き始めました。

出来上がったグラスを見た父は、

「これ、いいな!」

「商品化しよう!」

その一言が、工房鈴蘭の赤べこシリーズの始まりでした。

夫が子どもとお絵描きをしていたことをきっかけに、父がグラスへの赤べこを依頼し、商品化が決まるまでを描いた4コマ漫画

こうして誕生した赤べこシリーズは、ビアグラスや焼酎グラス、

フリーグラスや日本酒におすすめのぐいのみ(ミニグラス)、プレートなど、

展開する商品が少しずつ増え、会津観光のお土産として、多くのお客様に

手に取っていただけるシリーズとなってきました。

この赤べこシリーズをきっかけに、動物達をモチーフにした商品や、

お客様からの声をもとに生まれた「うちの子シリーズ」など、

絵と塗りを組み合わせた商品が少しずつ増えています。

 

絵を取り入れた商品を作れるようになったことで、ものづくりの幅が広がり、

新しい商品を作る楽しみが増えました。

夫も絵を描くことが楽しいようで、工房の乾燥室で塗りが完成した無地のグラスを見つけると

「絵を描いて良いグラス見つけた!」

「このデザインに、これ描きたい」と、

次々と新しいデザインを描いています。

そんな姿を見て、私達も「これ、なにか描いてもらおうか」と

夫に任せることが、どんどん増えている気がします。

何気ない日常から、新しい商品が生まれるときがあります。

あの日のお絵描きが、こんなことにつながるとは思ってもいませんでした。

ものづくりは、本当におもしろいです。

赤べこシリーズの商品は▶こちら

工房鈴蘭の記録

ものづくりの裏側や、

工房で過ごす何気ない日々を、

少しずつ記録しています。


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